新人でも迷わない!箇条書き中心の議事録スタイルと実務で使える書き方ポイント

目次

はじめに

会議内容を誰にとっても分かりやすく整理するうえで、箇条書き中心の議事録は非常に有効なスタイルです。本記事では、誰が読んでも要点をすぐにつかめる“箇条書き中心の議事録”の作り方を丁寧に解説します。
会議前に準備しておくべきことや、当日のメモの取り方、読みやすく整理するためのポイント、共有・修正の運用方法まで、実務で必要な流れを一通り網羅しています。これらを参考に、明日からでも効率的に使える議事録を作成してみましょう。

議事録の基礎知識とねらい

何を記録し、誰に伝える文書か

議事録は単なるメモではなく、合意や行動を確実にするための公式記録です。ここでは主に記載すべき項目と想定読者、目的を整理します。
下記の表にあるように、議事録は「誰が」「何を」「いつまでに」行うかを残すことで、後続の動きをスムーズにします。読み手ごとに必要なレベル感(経営層は結論重視、現場は手順重視)を意識して書き分けると効果的です。

観点内容具体例
記録の対象決定事項、ToDo(担当・期限)、保留論点、根拠、次回予定「新LPのABテストを5/15開始(担当:佐藤)」
主な読者参加者、欠席者、関係部門、経営層、社外関係者営業、開発、法務、パートナー企業など
伝える目的合意の明確化、認識ズレ防止、アクションの可視化、履歴化進捗管理、監査証跡、引き継ぎの時短

期待できる効果(業務理解の向上を含む主な利点)

議事録をきちんと取ることで期待できる主な利点をまとめました。
正しく運用すれば、議事録は単なる記録からチームの学習資産へと変わります。要点を繰り返し整理することで、書き手のスキルも自然に上がります。

効果説明ポイント
認識統一意見と決定の線引きで誤解を防ぐ決定は「★決定」タグで明示
進捗管理タスクの可視化で遅延を早期検知チェックボックス+期限管理
再現性議論の根拠と履歴を残し、再検討を効率化根拠・参考資料リンクを残す
育成要約力・論点設計力が鍛えられる箇条書き基準で要点抽出を反復

押さえておくべき記載要素

会議の種類を問わず、以下の要素は必ず押さえておくと後で役立ちます。特に決定やToDoに関する情報は正確に残しましょう。書き方の基本は「後で見た人に意図が伝わること」。曖昧な表現は避け、必要なら補足を付けておきましょう。

必須内容メモ
会議情報会議名/日時/場所・形式(対面/オンライン)/参加者・欠席者形式は「オンライン(Teams)」など具体化。参加者は役職上位順で記載。欠席者は理由も明記
議題目的・論点がわかるタイトル「価格改定の方針(根拠の提示含む)」。議題タイトルは「〜の件」と表記すると一般的
決定事項誰が何をいつまでに/条件や影響範囲「条件付き承認」なども明記
ToDo担当者・期限・成果物「見積りv2を5/10共有(PDF)」
保留事項未解決の論点と次回の宿題「法務確認が必要」
賛否の主要論点決定に至る賛成・反対の要点+発言者誰の発言かを併記して経緯を可視化
参考資料配布物、URL、添付番号「添付3:売上推移表(p.4 行12)」のようにページ・行まで指定できると親切
次回日時候補/準備事項事前配布の締切も書く
作成情報作成者/版数/作成日共有・改訂に必須
補足・備考背景・経緯・注意点期日変更の経緯や責任の所在などを明文化

形式とフォーマットの選び方

記録の型を決める:時系列型と要点型の使い分け

会議の目的に応じて、時系列(逐次記録)か要点(箇条書き)を選びます。どちらにも長所と注意点があるので、状況に合わせて使い分けるのがコツです。

向いている会議長所注意点
時系列(逐次記録)質疑応答、外部助言、要件定義の経緯重視経緯・責任の所在が明確ボリュームが増えやすい/結論が埋もれる
要点(箇条書き)意思決定、定例、進捗共有決定・ToDoが一目でわかる/短時間把握要約力が必要/抜け漏れ注意

手書きとPC入力の使い分け(長所・短所)

手書きとPCの使い分けは会議の性質で決めましょう。どちらにも利点があります。ブレストは手書きで自由に、決定を即共有する場はPCでまとめる、といったハイブリッド運用がおすすめです。

方法長所短所使い分け
手書きレイアウト自由、強調しやすい、記憶に残る清書が必要ブレスト、図解が多い場面
PC追記・検索が速い、共有が容易見逃しが増えることも進捗会、意思決定会(即共有)

逐次記録の良さと注意点

逐次記録は議論の流れや論点の変遷をそのまま残せるため、後で経緯を追う際に便利です。ただし長文になりがちなので、章立てや冒頭の要約行で結論を先に示すと読みやすくなります。

箇条書き記録の強み

要点型は短時間で結論やアクションが分かるため、実務のスピードが上がります。議題ごとに「サマリー2行+箇条書き」を徹底すると、A4一枚に収めやすいです。

必須項目のチェックポイント

議事録を作る際に最低限チェックしておきたい項目をまとめました。共有前に一つずつ確認しましょう。

チェックYes/No補足
決定事項が独立見出しでまとまっている先頭に配置すると効果大
ToDoは担当・期限・成果物が明記5W2HのH(How much含む)まで
保留は「理由+次アクション」付き「誰が・いつ・何を調べる」
参考資料はリンク/添付番号で一致本文から参照できる状態
作成情報(版/作成者/日付)あり共有後の修正に必須

決定事項・保留事項・アクション(ToDo)の区分け

ラベリングを統一し事前に周知しておけば、読み手がすばやく情報を把握できます。

記号意味
決定★料金改定6/1実施
保留△法務レビュー待ち
☐/☑ToDo/完了☐契約ドラフト共有 5/9
影響/結果値上げ→CVR-3pt見込み
?不明点?SLAの定義再確認
略語例A:承認、R:要確認、D:ドラフト「A済」「R:数値」など

参考資料の添付と図表の取り込み

参考資料は参照しやすく整理しておくのが肝心です。ファイル名やページ番号まで指定しておくと、確認がスムーズになります。図表は説明が長くなる箇所を視覚化するのに有効です。

  • 付番ルール例:添付1_市場調査2025Q1.pdf、添付2_試算.xlsx
  • 本文参照例:「詳細は添付1のp.6図2の右カラム、5行目を参照」
  • 図表化の基準:文章で3行以上かかる説明は図表に落とす

会議前に整えておきたいこと

議題・目的・論点の事前把握

会議前にゴールと必要な判断材料を整理しておくと、議論が目的からずれにくくなります。短い論点マップを作るのが効果的です。

準備項目目的ヒント
会議のゴール意思決定/情報共有/ブレストの別を明確化決裁者は誰か、合意ラインは何か
論点マップ決定に必要な前提を棚卸し「目的−現状−課題−打ち手−判断材料」
期待成果物会議後に何が出るか定義「決定事項一覧」「アクション一覧」

過去の議事録と関連資料の確認

前回のToDoの進捗や未解決の論点を把握しておくことは重要です。数値や前提が変わっている場合は、資料を最新版にしてブックマークしておきましょう。

テンプレートの準備と関係者への共有

あらかじめテンプレートに会議情報を入れて配布すると、当日の記録がぐっと楽になります。表記ルール(西暦/24時間/敬称など)はテンプレ先頭に明記しておくと書式が揃います。

余白設計と「戻り書き」のテクニック

紙にもデジタルにも共通するポイントは、後から追記できる余白を残すことです。議題が行き来した場合は変更箇所を丸で囲んで欄外に移すなど、追跡しやすい工夫をしましょう。カラーペンで重要度を区別するのも有効です(例:決定=赤、保留=オレンジ)。

発言者の特定と数値・固有名の取り扱い

発言者は役職+イニシャルなどルールを決めると読み替えが少なくなります。数字は単位と期間を添えて記録し、固有名詞は初出時に正式名称+略称を入れておくと親切です。重要な数値や期限はその場で正確にメモしましょう。

録音・写真・配布資料の補助活用

録音や写真は確認作業を効率化しますが、参加者の同意やセキュリティ、プラットフォームや管理者の設定(録音・字幕・トランスクリプトの可否や保存先、通知の有無)に留意してください。ホワイトボードは議論終了時に撮影し添付ファイルとして保存し、録音にはタイムスタンプやインデックスを付けておくと後で探しやすくなります。

文章の作り方・技術的な要点

5W2Hで抜け漏れを防ぐ

決定やToDoを書くときは5W2Hで確認すると抜けが減ります。必要な情報を漏らさず記載しましょう。

要素どこに書く
When期限、次回日程5/15開始、次回5/20 10:00
Where開催形式、実施場所オンライン(Zoom)
Who担当、決裁者担当:田中/承認:部長
What決定・ToDoの内容新LP ABテスト
Why背景・目的CVR改善のため
How方法・手順50/50トラフィック配分
How muchコスト・目標値予算30万円、CVR+2pt

要約力を高める:短く、箇条書き中心で

要点型では「結論→根拠→ToDo」の順に3〜5行でまとめるのが理想です。1行は60〜80文字を目安にし、前置きの冗長な説明は省きます。文体は統一すると読みやすく、体言止めを効果的に使うと情報が圧縮できます。

前提や省略情報を適切に補足する

「それ」「この件」といった曖昧表現は避け、具体名で書き換えます。また条件付きの合意は必ず条件を添えて明文化しましょう。依存関係がある場合は関係する会議や期日も併記しておくとフォローが楽になります。

会話ログから要点型・会話型へ落とし込む書き換え例

会話のやりとりはそのまま残すと長くなりがちです。要点型に落とすと読み手は短時間で理解できます。例えば会話のやりとりを「決定」「ToDo」「補足」に整理すると、誰が何をいつまでにやるかの行動が明確になります。

例(要点型)

  • ★決定:△△に調査資料を活用/△△の納期は9月上旬のまま
  • ☐ToDo:F2層Instagram調査資料を8/5提出(担当:B)
  • ☐ToDo:次回会議までに△△の進捗を報告(担当:C)
  • 補足:A部長の出張(8/9–11)により提出期限を前倒し

タイムライン設計で迅速に仕上げる

議事録作成にかける時間をあらかじめ区切ると、迅速に配布できます。目安を決めてスピード重視でドラフトを出し、軽微修正で確定する運用が現場では有効です。

時間作業目標
終了〜10分決定・ToDoを確定、数字・固有名を補正骨子完成
10〜30分各議題を3〜5行に要約、ラベル付与読了1分
30〜45分参照リンク・添付整理、版管理v0.9ドラフト
45〜60分同行レビュー→修正→配布(目安)1時間以内にドラフト配布

※上記はあくまで目安です。会議の重要度や社内ルールに応じて調整し、配布のSLAを定めて運用してください。

文書作成をスムーズにする10のヒント

  • 見出し設計から骨子を作る
    先に見出し構成を作っておくと埋めるだけで済み、作成時間が短縮されます。
  • 重要度順に並べる
    意思決定関連を先に置き、読む人の時短を最優先にしましょう。
  • 用語を統一し冗長表現を削る
    社内用語集を作り、初出だけ正式名称を付けて以降は略称で統一すると読みやすくなります。
  • テンプレート化して反復作業を短縮
    テンプレに項目と注記まで入れておくと、毎回の書き出しが早くなります。
  • 定型の文言はスニペット化
    定型句(例:「★決定:」「☐担当:」)を辞書登録しておくと入力が速くなります。
  • 表やチェックボックスで視認性を上げる
    長文は表に変換し、ToDoはチェックボックスで運用すると追跡が容易です。
  • ショートカットや辞書登録を活用
    日付や参加者名など定型入力を自動化すると手間が減ります。
  • 時間を区切りドラフト優先で仕上げる
    完璧を目指さずv0.9ドラフトを早めに出してレビューでブラッシュアップしましょう。
  • 第三者の視点で見直す
    「参加していない人が3分で要点を把握できるか」をチェック基準にすると客観性が上がります。
  • 次回に向けた改善点をメモする
    作成中に気づいた改善点はテンプレに反映し、次回の負担を減らします。

作成後の共有と更新管理

配布先と共有手順の設計

配布フローを決めておくと、情報伝達にムダがありません。ドラフト段階と確定版の配布ルールを明確にしましょう。

ステップ内容推奨
1v0.9ドラフトを主要メンバーへチャット+共有フォルダURL
2コメント収集・反映期限付き(当日内)
3v1.0確定版を全関係者へメール/チャット+履歴リンク
4タスクへ反映管理ツールと項目同期

バージョン管理と修正フロー

版の命名ルールを統一し、修正履歴を残しておくと差分の追跡が簡単です。

用途命名例備考
v0.9ドラフト2025-05-10_MTG_min_v0.9コメント受付中
v1.0確定2025-05-10_MTG_min_v1.0配布版
v1.1軽微修正2025-05-10_MTG_min_v1.1修正点ログ必須

共有後の訂正対応と履歴の残し方

修正があった場合は修正ログを冒頭に付け、重要な変更は必ずアナウンスしてください。法的に求められる会議(例:取締役会)では所定の訂正ルールに従う必要があります。必要記載事項や保存期間などの法令要件に準拠し、必要に応じて法務確認を行ってください。

提出タイムラインの一般的な目安

  • 会議後2時間以内に上司・先輩へドラフト提出(添削前提)
  • 関係者への配布は24時間以内が理想。翌日までに共有する運用なら半日前には最終チェックを完了する
  • 会議の重要度や法的要件に応じて調整し、社内SLAとして明文化しておくと安定します

遅延する場合でも、一報入れるだけで受け手の不安が減ります。

次回会議への引き継ぎ方法

未完了タスクや保留事項は次回議題に自動で上げ、必要な準備物や担当者を具体的に明記しておくとスムーズです。

役立つツールと導入時の注意点

おすすめの活用法(音声認識・AI要約など)

便利なツールは多いですが、目的に合わせて適切に使い分けることが重要です。AIは補助、最終判断は人が行うのが安全です。

カテゴリ使いどころ
録音・文字起こし後追い確認、固有名補正
AI要約サマリー初稿、箇条書き変換
テンプレ管理フォーマット統一と再利用
タスク連携ToDoの自動登録と進捗追跡

導入時の留意事項とリスク管理

誤認識やセキュリティ、コンテキストの欠落などリスクはあります。運用ルールを作って対策を講じましょう。

リスク対策
誤認識重要数値は資料でクロスチェック/固有名は辞書登録
過度な依存最終校閲は人間/根拠・ニュアンスは手動補筆
セキュリティ保存先・権限・持ち出し禁止範囲を明示/同意取得
コンテキスト欠落AIに「目的・読み手・結論優先」をプロンプトで指示
権限・設定・同意の不足管理者設定・ライセンスを確認/録音・要約の可否と保存先を明記/参加者へ事前通知と同意取得

テンプレートとサンプル集

使い回しやすいシンプルフォーマット

まずは最低限の項目を埋めるだけで使えるシンプルフォーマットです。会議ごとに必要項目を増減してください。

項目記入例
会議名
日時/場所・形式
参加者/欠席者(理由)
サマリー(2行)
★決定
☐ToDo(担当・期限・成果物)
△保留(理由・次アクション)
議題別メモ
参考資料(添付/URL)
補足・備考
次回予定/準備
作成者/版/日付

詳細に記録するためのリッチフォーマット

決裁や監査向けには項目を増やしたリッチフォーマットが有効です。進捗や数値、賛否の論点まで残せます。

見出し内容
前回ToDoの進捗完了/進行中/未着手(理由)
サマリー目的/結論/影響範囲
議題A結論/根拠/リスク/代替案/資料リンク
議題B同上
賛否の主要論点賛成・反対の要点と発言者
★決定一覧タイトル/詳細/承認者/条件
☐ToDo一覧タスク/担当/期限/成果物/依存関係
△保留・次回検討論点/不足情報/次回準備者
数値・KPI指標/現状/目標/期間
参考資料添付n:タイトル(p.x 行y)/URL
補足・備考期日変更の経緯、背景、注意事項
変更履歴日時/版/変更点/確認者

シーン別の簡易サンプル

用途に応じた短いサンプルを用意しておくとテンプレの使い分けが楽になります。

  • 社内定例(要点型)
  • サマリー:売上進捗は計画比+3%。新LPは5/15公開で承認。
  • ★決定:新LP ABテストを5/15開始(承認:部長)
  • ☐ToDo:CV計測タグ再確認(担当:青木、5/12)
  • △保留:ブランド表記ガイド更新(法務レビュー待ち、5/20)
  • 顧客打合せ(要点型+責任明確化)
  • ★決定:初期導入を6/1開始、SOWに沿って進行(承認:顧客PM)
  • ☐ToDo:NDA改定案を5/11提示(担当:当社法務)
  • 参照:添付1_SOW v3(p.3スコープ)
  • 要件定義(時系列+小結)
  • 主要発言ログ→小結:「API制限は毎時1,000req、例外は月内に協議」

NGとOKの比較で学ぶポイント

実例比較は学習効率が高いです。焦点は「誰が」「何を」「いつまでに」行うかが明確かどうかです。

項目NGOK
発言者「テストは来週」「PM森:テストは5/16開始」
決定の明確さ「実施を検討」「★決定:6/1実施、条件:在庫確保」
5W2H「後で共有」「田中:5/12までに見積りv2共有(PDF)」
参照性「資料参照」「添付2(p.4 図2)参照」

よくある疑問とその答え

作成後はどう運用する?

共通の格納先(プロジェクトフォルダ/Wiki)に版を固定して保存し、ToDoはタスク管理ツールへ同期して相互参照できるようにします。同期先(プロジェクト名/ボード/リスト)と項目対応(担当・期限・優先度)をテンプレに明記しておくと誤転記を防げます。

内容を修正する際の手順は?

修正履歴表を追加し、版を上げて差分を明示して周知します。配布済みの重要な変更は直接アナウンスしましょう。

敬称や表記の扱いはどうする?

社内は冒頭に「敬称略」を明記し、参加者は役職上位順で記載。社外向けは「様」付けで正式表記を使います。

作成スピードを上げるコツは?

テンプレ先行入力 →会議中はラベルと数字中心に記入 →会議直後30分でv0.9ドラフト出し、という流れをルール化するのが有効です。

AI活用時に気をつける点は?

機密情報を投入しない、最終チェックは必ず人が行う、固有名や数値は辞書登録で精度を上げる、という点に注意してください。誰が最終確認するかを運用ルールに組み込み、出力の根拠リンクを残しましょう。

クライアント会議で特に注意すべき点は?

「検討します」のような曖昧表現は誤解を生みやすいので、保留理由と次アクションを必ず書きます。条件付きOKは条件を明確化して補足欄に経緯と責任者を残しましょう。

おわりに

箇条書きスタイルの議事録は、読み手が最短で要点をつかみ、次の行動に移りやすくするための“設計”でもあります。大切なのは、型を決めて「決定事項・ToDo・保留」を明確にラベル化すること、そして5W2Hで抜け漏れを防ぎつつ、重要度に応じた共有スピードを固定化することです。
(例:重要な会議は1時間以内にドラフト共有、定例会議は24時間以内に展開 など)

今回ご紹介したテンプレートは、そのまま次回の会議から使っていただけます。まずは一度試し、実践を重ねながら自分たちのチームに合った改善サイクルを回してみてください。

継続して蓄積された議事録は、チームの意思決定力を高め、再現性のある運営を支える貴重な資産になっていきます。

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